人間は運動したり、気温の高い環境下にいると、体内に熱が生じます。この熱を調節するために、主に発汗により、体温を下げようとします。大量の汗をかいた後、皮膚を舐めたことありますか??おそらく塩辛かったと思います。
発汗の際に、水分と一緒に、塩分も失っているのです。
大量の発汗の後は、その発汗に見合うだけの水を人間は飲むことができません。
なぜか?水だけを大量に摂取したら、体内の塩分濃度が低下します。そこで体はそれ以上の水分摂取をしようとしません。そして、塩分濃度を保つために、せっかく取り込んだ水分を放出しようとします。これが繰り返されて、脱水が進んでいきます。これが自発的脱水です。これを防ぐためには、塩分を含んだ飲み物が必要となります。これが経口補水液です。
経口補水液には0.1%~0.2%の塩分と、糖分が含まれているのが理想です。
作り方:1リットルの水に、食塩2~3g砂糖40g位(好みで適宜増減)さらに、レモン汁なんかを入れると飲みやすくなります。
炎天下での激しいスポーツ(マラソンなど)では塩分濃度はさらに高い方がいいと言われています。
スポーツドリンク(アクエリアスやポカリスウェットなど)は若干塩分濃度が低いので、脱水が進んでくると、経口補水液の方がお勧めです。
とにかく、こまめに補給する事を、心がけましょう!!