先日花粉症の勉強会に行ってきました。
花粉症の治療について、今日は書いてみます。
まず大切なのは、花粉が鼻腔内に入らないようにするのが一番です。そのための対策ですが、やはり外出時にはマスク着用、場合によってはメガネの使用などですね。あと、意外に皆さん忘れてるのが、服装です。毛糸系の服や、フリースなどは、服に表面に花粉が付きやすくなってます。屋内に入るときには、服を良くはたいて、花粉を落としましょう。できればこの時期、ナイロン製のジャンバーなどがお勧めです。部屋の換気時は窓を開けすぎないようにしましょう。洗濯物は出来れば部屋干しですね。次に薬物療法です。今は、眠気のきにくい、商品名で言うと、ザイザルと言うお薬や、クラりチン、アレグラってお薬があります。また、鼻閉が強い方には、シングレアやオノンと言ったお薬。経鼻吸入ステロイド薬などがあります。また、当院では、漢方製剤である、小青龍湯というお薬も使用しています。
ここで大切なのは、この手の薬は、即効性はなかなか期待できません。花粉飛散開始日(長崎県では2月15日位です)前2週間ほどから内服開始が勧められています。
花粉症でお悩みの方、当院でも治療ができます。ご相談ください。